返信先: 「クラウドストレージ認証に失敗しました」のエラーについて

#1662
kazyllakazylla
参加者

    こちらでも、何度も発生しておりまして、その都度

    ・Hybrid Backup Syncアプリの削除→インストール
    ・アカウントの再設定
    ・同期の再設定

    しておりました。このため、再度やり直せばうまく行くと思います。

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    ただ、当方では同期ジョブが10本以上ありまして、毎回やり直すのが辛いのです…
    (スペックが低いため、ジョブ数を増やしていくと、どんどん操作が重くなる)。

    QNAPのヘルプデスクアプリから、リモートサポートで調査していろいろしてもらったのですが、その時は良くても再発してしまう次第。

    今回はOneDriveアカウントのパスワードを変更したタイミングで発生したから、そのせいか??

    それとも、アクセストークンの期限が切れてもうまく更新できなかったとか、そんな感じですかね…アカウントの更新が手動でできれば良いのですが。

    解決策ではないのですが、同期ジョブ設定を毎度やり直すのを回避する方法がありましたので、参考になりましたら。

    なお、機種、利用環境、アプリのバージョン、クラウドの種類などにより失敗することや、故障およびデータの消失等の可能性もあり、当方は責任持てませんので自己責任でお願いします。

    また、直接ログインしますので、UNIXでのコマンド操作に関する知識・経験も若干必要かと思います。

    なお、私の環境はTS-212P、クラウドはOneDriveとなります。

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    まず、コントロールパネルのTelnet/SSHからSSHを有効にします。
    これにより、sshログインできるようになります。

    ssh admin@<NASのIP or 名前>

    ログインしたら、現在の同期設定をリネームして退避します。

    cd /mnt/HDA_ROOT/.config/cloudconnector/CloudBackupSync
    mv cloudconnector.%system_shared%.conf cloudconnector.%system_shared%.conf.origin

    Hybrid Backup Syncアプリを停止・再開します(私は削除・再インストールしましたが、停止・再開でもOKと思います)。
    再度、クラウドアカウントの設定を行います。
    同期ジョブの設定、クラウドの同期と進めば、アカウントのみ生成できますので、その後同期をしないでキャンセルします。

    生成されたアカウントのみの設定ファイルを、もともとのファイルと入れ替えます。

    mv cloudconnector.%system_shared%.conf cloudconnector.%system_shared%.conf.account
    mv cloudconnector.%system_shared%.conf.origin cloudconnector.%system_shared%.conf

    アカウントのみの設定ファイルの中身をコピーして、もともとのファイルに上書きします。
    account_dictの中身がクラウドのアカウントとなります。

    cat cloudconnector.%system_shared%.conf.account
    vi cloudconnector.%system_shared%.conf

    こちらのファイルの該当箇所を上書きします。

    その後、Hybrid Backup Syncアプリを停止・再開すると、復旧します。